「核兵器廃絶の願い」身近なところから発信 高校生平和大使がノルウェーから帰国後に署名活動《長崎》
日本被団協のノーベル平和賞の授賞式に出席した高校生平和大使が帰国し、15日に長崎市で署名活動を行いました。
核兵器廃絶の願いを「身近な日本からもっと発信していく必要がある 」と、思いを新たにして活動に臨んでいます。
(高校生)
「署名をお願いします」
高校生平和大使の津田 凜さんと大原 悠佳さんは、ノルウェーのオスロで行われた日本被団協のノーベル平和賞授賞式に出席。
15日は帰国後初めて、長崎市で高校生1万人署名活動のメンバーと共に街頭に立ちました。
2人は、ノルウェーの高校で原爆の悲惨さを伝える出前授業や、平和を願う「トーチパレード」などに参加しました。
(高校生平和大使 津田 凜さん)
「身近なところからの活動が重要だということ、若者が声を上げるということが署名活動につながっているとわかった」
(高校生平和大使 大原 悠佳さん)
「オスロの方々の関心の高さにすごく気づかされた。身近な日本からもっと発信していく必要がある」
署名活動は2001年から始まり、累計は272万筆を超えていて、毎年 国連欧州本部に届けられています。