「一般客もOK」長崎大学内に“居酒屋”オープン 地域のにぎわいづくりも期待《長崎》
“地域のにぎわいづくり” が期待されます。
長崎市内のある意外な場所に居酒屋がオープンし注目を集めています。
(藤田智子アナウンサー)
「先月オープンした飲食店。その場所というのが大学のキャンパス内」
先月18日にオープンした飲食店「鶏焼食堂 テトラ」。
その場所は、長崎大学の文教キャンパスです。
(鶏焼食堂 テトラ長崎大学店 鶴田 勝之 代表)
「空き店舗があると紹介してもらった。大学内に出せるチャンスはなかなか訪れないと思い、 出店を決めた」
店舗は、3年前まで理美容室だった場所で、大学が活用を検討していました。
今回入居した「テトラ」は、佐世保市に本店があり、長崎大学は2号店。
熊本産の新鮮な鶏肉を使った豊富なメニューが並び、午前11時からのランチタイムには、安価な “大学限定メニュー” が楽しめます。
(大学3年生)
「最近できたと聞いたので、どんなメニューがあるのか見に来た。大学内は食堂のイメージがあったので、一回利用してみたい」
(大学3年生)
「ランチメニューだったらけっこう安いし、学生にもやさしい」
そして、夕方の営業からは・・・。
(利用客)
「新年度業務、お疲れ様でした」
ビールや焼酎などを提供する “居酒屋”に。
これまでキャンパス内にアルコールを提供する飲食店はなく、懇親会などの場合に限り、大学生協が提供していました。
今月授業が始まったこともあり「テトラ」は、多いときには1日に約80人が訪れているそうです。
10代もいることから、学生が飲酒する際は “学生証” などで年齢確認を徹底しています。
(大学2年生)
「きょうで2回目。自炊するのが面倒な日もあるので、気軽に寄って食べられるのはうれしい」
(事務職員)
「すぐ近くなので、大学生も職員も行きやすくて、昼も夜も楽しめる場所があるのはすごくいい」
一般の客も利用でき、“地域のにぎわいづくり”も期待されます。
(鶏焼食堂 テトラ長崎大学店 鶴田 勝之 代表)
「大学生の方々が卒業しても、懐かしく思ってもらえるような、あたたかい店になればいい」