長崎市の諏訪小学校66人が門出の日 コロナ禍の様々な制限の中で成長 踏み出した1歩《長崎》
旅立ちの春です。
18日は、県内の多くの公立小学校で卒業式が行われました。
6年間で、大きく成長した子どもたちは、新たな一歩を踏み出しました。
長崎市立諏訪小学校。
6年生66人が、5年生の楽器の演奏に合わせて入場しました。
保護者や先生などに見守られ迎えた、卒業の日。
自身も教員生活最後の式となった山﨑 直人校長が、1人1人に卒業証書を手渡しました。
そして「誰でも苦手なことやできないことはあるけれど、それに気づいて寄り添える人になってほしい」とはなむけの言葉を贈りました。
(卒業生代表 五島 ちはるさん)
「私たちは、ここでの6年間の思い出を大切にして、未来への一歩を踏み出します」
式の後は、それぞれのクラスへ。
通いなれた教室で、最後の時間を過ごします。
担任の先生が卒業生1人1人に贈ったのは、思い出の写真付きのメッセージカードです。
6年間の小学校生活の半分は、コロナ禍で、いろんな制限の中でを過ごした卒業生たち。
大きく、そしてたくましく成長しました。
(卒業生)
「苦労することもたくさんあったけど、友だちと一緒に乗り越えられてよかった」
(記者)
「小学校は楽しかった?」
(卒業生)
「めちゃくちゃ楽しかった」
そして、この春からの新たな生活に胸を膨らませる卒業生たち。
(卒業生)
「友だちを沢山作りたい」
(卒業生)
「勉強が苦手なので、そこら辺を頑張りたい」
(卒業生)
「茶道部に入ろうと思っている。お茶を作れるように頑張りたい」
(卒業生)
「悲しくもあり、嬉しくもある」
(卒業生)
「(将来の夢は)ラグビー選手。もっと強くなって九州大会に来れるように頑張る」
(卒業生)
「離れる子もいるから悲しいのもあるが、自分も新しい舞台に立つというか、新しい学校、新しい人と出会って自分の将来の夢が叶えられたらと思う」
それぞれの思い出を胸に、子どもたちは、笑顔で学び舎をあとにしました。