長崎鶴洋高校の生徒が、遠洋航海の実習を終え帰港しました。

実習船「海友丸」で50日間の遠洋航海に臨んだのは、長崎鶴洋高校の3年生10人です。

航海の1週間程は大しけだったそうで、生徒たちは自然の厳しさに直面しながらも、果敢に漁に挑戦。

はえ縄漁ではマグロおよそ9トンを水揚げしました。

（長崎鶴洋高校3年　川瀬　将希さん）
「2週間ぐらいずっと船酔いをしていた。(実習をやりきって)精神面も鍛えられ、とてもいい経験ができた」

（長崎鶴洋高校3年　竹林　要さん）
「マグロの操業は1人じゃ絶対できない。(仲間と)協力することは、とても大事だなと強く感じた。船に乗って日本の流通を回したい」

来月からは、2年生が航海実習に臨むほか、鶴洋高校では対馬市などで海友丸の体験乗船も予定しています。