小学校の児童が動画制作のコツ学ぶ 長崎の魅力を発信するコマーシャルを制作《長崎》
長崎市の小学校で、子どもたちが地域の魅力を発信するコマーシャルの制作に挑戦しています。
26日は講師を招いて動画の撮影や編集のコツを学びました。
講師の制作会社「フィルアンド」松村 遼さん
「動画編集は三幕構成。日本語だと起承転結と4つに分かれるものがあるがきょうは一緒にみんなと考えて学びたい」
東京の制作会社から講師を招いて行われた動画制作の授業。
長崎大学教育学部附属小学校の5年生が挑戦するのは、長崎の魅力を発信する「コマーシャルの制作」です。
起承転結をつくるなどのアドバイスを受けた後、グループに分かれて校内での撮影に挑戦。
学校で飼育されている長崎原産の「シバヤギ」が餌を食べている様子を撮影したり、
平和を伝えるグループでは。
(平和発信グループ)
「目は戦争犠牲者の冥福を祈っている。垂直に上げた右手は原爆の脅威を左手は平和を」
ナレーションをつけるなどそれぞれが工夫を凝らしました。
(「平和発信」グループ 西村 旺真さん)
「説明を話すときにしゃべるときにあっちとかこっちとか向いたりしたところが難しかった」
(「シバヤギ」グループ 橋口 佳奈さん)
「(動物は)予想できない動きがあったり動画をとるのが難しくてナレーションをつけたほうがCMとしてもいいかな」
(「シバヤギ」グループ滝田 美空さん)
「音楽とか入れたり楽しいCMを作りたい。(魅力を)知ってもらって長崎に観光客が来てくれたらうれしい」
児童たちは映像の編集作業も行った上で年内の完成を目指していて、完成した作品は、ユーチューブなどでの発信も検討しているということです。