13年ぶりに返還の見通し「韓国人窃盗団に盗まれた対馬の仏像」24日に韓国で返還手続きへ《長崎》
2012年に対馬市の寺から盗まれ、韓国で保管されている仏像について、日韓双方が返還に合意したことが分かりました。
対馬市の観音寺に返還されるのは、県の有形文化財「観世音菩薩坐像」です。
2012年10月に窃盗団によって盗まれ韓国で発見されていましたが、おととしの10月、韓国最高裁が観音寺の所有権を認める判断を示していました。
観音寺によりますと、裁判で所有権を主張していた韓国の浮石寺と先月、返還に合意し、今月24日に韓国で返還の手続きを行うということです。
その後 浮石寺で法要を行い、仏像が対馬に戻るのは5月になる見通しです。
最終更新日:2025年1月17日 12:32