「災害が起こった場合、自分の身は自分で守る意識が重要」防災訓練に1000人が参加《長崎》
市民の防災への意識を高めてもらおうと佐世保市で大規模災害を想定した訓練が行われました。
「防災の日」の9月1日、佐世保市の陸上自衛隊相浦駐屯地で行われた「総合防災訓練」。
自衛隊のほか、警察や消防など47機関のおよそ1000人が参加しました。
訓練は市民の防災への意識を高めてもらうことを目的に1996年から行われていて、今回は震度6強の地震が発生したとの想定です。
初期消火や負傷者の救助など、関係機関で連携し大規模災害が発生した際の対応を確認しました。
また、会場には防災展示のコーナーも。
来場者「地震はこうなんだなと思った」
「震度が3だったらちょっと安心するけど逃げないといけないことがわかった」
(宮島佐世保市長)
「災害が万一起こった場合は、自分の身は自分で守るという意識が重要。その上で隣近所も含め、どうやって連携をはかっていくのか日々考えてもらいたい。自助公助の意識をしっかり持ってもらうことが重要」
およそ300人の市民も参加し、有事の際とるべき行動を学んでいました。