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【解説】夜寝ている時間帯の大雨に対する備えは?いち早くがけ崩れの前兆を察知し避難を《長崎》

2024年6月27日 18:53
【解説】夜寝ている時間帯の大雨に対する備えは?いち早くがけ崩れの前兆を察知し避難を《長崎》

命を守るための行動をみていきます。

避難のタイミングですが、こちら「警戒レベル5」相当では、すでに何らかの災害が発生している可能性が極めて高く、命の危険が迫っている状況です。

自治体からレベル4の「避難指示」、そしてレベル3の「高齢者等避難」が出された場合には、速やかに避難行動をとるようにしてください。

一方、防災気象情報は、避難指示などよりも先に発表されます。

このため、「レベル4」「レベル3」の情報が出された場合は自ら避難の判断をしましょう。

ただ、今回は夜寝ている時間帯に大雨となるおそれがあるため、移動が困難になる前に避難することが重要です。

避難のためには家の周辺などで洪水や浸水の危険性がないかハザードマップで確認し近くの避難場所や経路をチェックすること。

懐中電灯や携帯用ラジオといった非常用品も確認しておくといいでしょう。

そして実際に避難する際は、動きやすい服装で。

長靴は水が入ってしまうと歩けなくなるため、靴底がしっかりした運動靴などを選びましょう。

必要なものはリュックに入れるなどして、両手をあけるようにしてください。

また、山や、がけの近くに住んでいる人は土砂災害への警戒も必要です。

発生前の兆候としてひび割れができていたり、小さな石がパラパラと落ちてくる。

がけから水が湧き出るなどの現象があります。

「普段とは何かが違う」と感じた際には、安全を確保したうえで避難できる場所に移動することも大切です。

2階があるお宅では、1階ではなく2階で就寝するなど「垂直避難」がいいでしょう。

災害はいつ、どこで起きるか分かりません。

「夜は安全な場所で休む」ことを心がけてください。

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