去年6月、松浦市のコンビニエンスストアで起きた強盗殺人未遂事件の被告の裁判員裁判が長崎地裁で開かれています。

強盗殺人未遂などの罪に問われているのは、住所不定 無職川端 健太郎 被告 30歳です。

起訴状などによりますと、川端被告は去年6月、松浦市のコンビニエンスストアで男性店員と男性客をバールで殴り、大ケガをさせた上、現金約5万円を奪った罪などに問われています。

28日の初公判で検察側は、給料や知人から借りた金をギャンブルで使い果たし、借金返済に困り犯行に至ったと指摘しました。

29日はギャンブル依存症の専門家の証人尋問があり、被告人質問も行われる予定です。

裁判は、30日に結審する見通しで、判決は来月4日に言い渡される予定です。