「海外の人や未来を担う世代に見てほしい」被爆者の証言を紙芝居にして英語で発信《長崎》
被爆体験の紙芝居動画に、英語のナレーションをつけた動画が完成し、ユーチューブでの公開が始まりました。
(英語のナレーション)
「it happened just after that.A dense green light pierced my eyes」
〔その直後でした。緑の濃い光が目に突き刺さり〕
「and at that moment,I lostconsciousness」
〔その瞬間、意識を失いました〕
英語のナレーションがつけられたのは、2019年に亡くなった被爆者・池田早苗さんの証言を紙芝居にして上演した動画です。
翻訳とナレーションは、長崎日大中学・高校で英語を教えている ジェームズ・パワーズさんが担当していて、今月14日から長崎原爆被災者協議会のyoutubeチャンネルで公開されています。
パワーズさんは「海外の人はもちろん、被爆者の話を聞くチャンスがない未来の世代に見てほしい」と話しています。