長崎ー上海便就航45周年 “インバウンド増加を期待” ソウル定期便は10月再開《長崎》
長崎と韓国・ソウルを結ぶ定期航空路線が来月、再開するのを前に、このあと、一足早くソウルからのチャーター便が長崎空港に到着します。
一方、中国・上海とを結ぶ中国東方航空の定期路線は運航45周年を迎え、インバウンドの増加に期待が高まります。
13日正午すぎの長崎空港。
滑走路に入って来たのは「中国東方航空」の上海からの便です。
日中友好の懸け橋となってきた空路は、13日で45周年を迎えました。
到着ロビーでは、県職員らが横断幕を掲げて歓迎しました。
(上海から帰国)
「(45年続いたことは)いいと思う。長崎は中国と歴史も深く、中華料理もある。また利用したい」
長崎-上海線は1979年、日本と中国を結ぶ国内3番目の定期航路として就航。
コロナ禍前は週2往復で運航していましたが、感染拡大に伴い、2020年2月に運休。
去年10月末、3年8か月ぶりに運航を再開しました。
上海へ出発する人々も、盛大にお見送り。
(長崎から上海へ)
「機会があれば、(上海は)長崎から近いので、もう少し長崎にいろいろ人が集まってくるのではないか」
(長崎から上海へ)
「長崎が地元なので、各方面に行けるルートがあったら便利」
(県国際観光振興室 小宮 健志 室長)
「次の50周年に向けて、いかに長崎ー上海線を活用していくのかというところがポイント。引き続き路線を活用して、長崎上海双方で活発に交流が続けられるように取り組んでいきたい」
こちらは13日午後6時15分過ぎの長崎空港の様子です。
韓国・ソウルからの大韓航空のチャーター便は、午後6時前に到着を予定していましたが出発が遅れたため、到着はこのあと6時35分頃となる見通しです。
来月27日には、定期便の運航が5年半ぶりに再開を予定しています。