サッカー部の寄宿舎の維持費など約2190万円を横領 国見高校の会計年度任用職員の女性を免職《長崎》
県は約2190万円を横領した県立国見高校の会計年度任用職員の女性を、15日付けで懲戒免職処分としました。
サッカー部の寄宿舎の維持費などを銀行口座から不正に出金していたということです。
(教育委員会)
「この度は誠に申し訳ございませんでした」
15日付けで懲戒免職となったのは、県立国見高校の会計年度任用職員の47歳の女性です。
県教育委員会によりますと、女性は保護者から徴収した私費会計や、職員の給与などの管理を1人で担当。
採用された2018年から今年7月にかけて、サッカー部の寄宿舎の維持費や、修学旅行用の積立金を含む約2190万円を5つの銀行口座から不正に出金するなどして横領したということです。
(県教育政策課 犬塚尚志 課長)
「生活苦と聞いている。たくさんの人にご迷惑をおかけし申し訳ないとの発言があった」
他の職員が出納簿に記載のない出金を確認したことで発覚し、横領した全額については返還済みだということです。
最終更新日:2024年11月15日 19:50