“リフレッシュ休暇” や “個室休憩室”も 県内の2つの企業と1団体「女性活躍推進」で表彰《長崎》
女性の登用や能力開発に貢献した企業などの表彰式が、長崎市で行われました。大賞には3つの企業や団体が選ばれました。
長崎市で7日に行われた表彰式。
仕事と育児を両立できる職場環境の構築などに取り組んだ、3つの企業や団体が大賞の表彰を受けました。
その一つ、長崎市茂里町の「県社会福祉協議会」。
51人の職員のうち、女性は24人と約半分を占めています。
5日間の休暇が取得できる「夏季休暇」に代わって、おととしから導入されたのが…。
(県社会福祉協議会 総務企画課 立野 桐子 課長補佐)
「どのタイミングでも、各自の事情に応じて取れるような形になっている」
好きなタイミングで休みが取れる「リフレッシュ休暇」です。
(利用した職員)
「時期が指定されていると、どうしても業務の都合を考えたりするので、全部の期間で取れるのはすごくありがたい。子どもがいるので、学校行事の時や体調不良の時に使っている」
さらに…。
(県社会福祉協議会 総務企画課 立野 桐子 課長補佐)
「こちらが職員用の休憩室。急な体調不良だったり、1人でゆっくり横にもなれるソファも設置している」
好きなタイミングで利用できる個室の休憩室も設置しています。
(県社会福祉協議会 野嶋 克哉専務理事)
「性別差がなく働きやすい環境 (づくりで)組織や文化が培われてきていると思っている」
このほか 子どもと一緒に出勤できる企業や、オフィス環境の整備などを行った2つの企業が大賞を受賞しています。