「中学校はなくなるけど崎山という町を大切に」閉校する五島の中学校「最後の卒業式」《長崎》
県内では、今年度、約1万1200人が卒業の日を迎えるということです。
五島市には、閉校により最後の卒業式となった中学校も。
(卒業生)
「まるで兄弟のようにそばにいることが当たり前だと思っていた友達。いつの間にかこんなにも大切な宝物をみつけていました」
4人が巣立ちの日を迎えた五島市立崎山中学校。
生徒数の減少に伴い、今月いっぱいで閉校となります。
1947年の創立以来生徒たちが、ヒジキ採りやへトマトなど伝統行事を経験するなど、地域とともに歩んできた学び舎。
最後の卒業式も、多くの人が見守りました。
(卒業生)
「崎山中学校はなくなるけど、崎山という町を大切にしてこれから生活していきたい」
(卒業生)
「すごく楽しくて、きつかったこともあったけど、思い出に残る中学校生活になった」
旅立ちの日を迎えた生徒たち。
崎山中学校は福江中学校と統合し、在校生17人も来月から新たな学校生活をスタートさせます。