海水浴シーズンを前に浦富海岸で水難救助訓練 水難事故の危険性を呼び掛け 鳥取県岩美町
海水浴シーズンを前に鳥取県岩美町の海岸で7月3日に水難救助訓練が行われました。
岩本泰平 記者
「楽しい場所であるはずの海水浴場。しかし、自然は時に人間に牙をむきます。10の機関が連携し、これから海難救助訓練が行われます」
7月3日に訓練が行われたのは、毎年2万人以上が訪れる浦富海水浴場です。関係機関から50人が参加し、「海水浴中のグループ5人が沖合に流された」という想定で救助訓練を行いました。訓練では負傷者をヘリで引き上げたほか、海上保安署の巡視船と観光協会の水上バイクが連携し沈んでいる人を捜索するなど救助活動にあたっていました。
海上保安庁によりますと、去年の海水浴シーズン(7~8月)には山陰両県で18人が海の事故に遭っています。
鳥取海上保安署 大橋 勉 署長
「皆さまにお願いしたいことは『お酒を飲んだら海に入らない』『小さい子どもから目を離さない』『体調が悪い時には泳がない』ということを守っていただいて、事故の無いようお願いします」
浦富海水浴場は、7月12日に海開きの予定だということです。