元日に神殿に供える水をくむ 出雲大社で「御饌井祭(みけいさい)」 島根県出雲市
12月27日、出雲大社では、元日に神前に供える水を井戸からくむ神事が行われました。
出雲大社では、元日に神殿に供える水をくむ「御饌井祭(みけいさい)」という神事を、毎年12月27日に行っています。「御饌井」と呼ばれる井戸の前で千家尊祐宮司が、手草というサカキを手に舞を奉納。その後、神職が井戸から水をくみ上げ、新年の準備を行っていました。
参拝客
「厳かな雰囲気で、きれいな水で出てるのかな」
「偶然見られてすごくうれしい です」
「来年は健康に過ごしたいな。いろんなことに挑戦できたらなと思います」
出雲大社では、正月三が日の参拝客は、2023年より21万人多い約75万人と予想していて、コロナ禍前の水準に戻るとみています。