江津高校と江津工業高校の統合が正式決定 2028年度前後に統合 直近5年間は入学者の定員割れ続く 島根県
島根県教育委員会は、島根県江津市にある江津高校と江津工業高校を2028年度前後に統合させることを正式決定しました。
この統合は少子化を理由に、島根県教育委員会が2023年6月に県議会総務委員会で報告していました。その後、パブリックコメントなどで広く意見を募集し、統合への理解は得られたとして、12月26日に行われた島根県教育委員会会議で正式決定しました。
江津高校と江津工業高校の直近5年間の入学者は、江津高校では定員80人に対し、平均62人。江津工業高校は定員80人に対し、平均48人と定員割れが続いていました。
新しく統合される高校は、江津工業高校の場所で開校し、定員30人の普通科が2学級、定員30人の工業科が2学級の予定になっています。
2023年度中に準備委員会を立ち上げ、カリキュラムの策定などに入る予定です。