「華やかにそれを一番に考えてやってます」 こん身の作品で卒業生の門出を祝う 生花店で卒業式用の花の準備に追われる 島根県松江市
3月、別れの季節がやってきます。卒業シーズンを前に生花店では卒業式用の花の準備に大忙しです。
2月29日朝、島根県松江市にある生花店では、卒業式の会場を彩る花の準備に追われていました。完成したのはピンクのバラや黄色の洋菊、紫のらんなどを組み合わせて作ったカラフルなツボ花。高さは1メートル以上で、卒業生を見送るため豪華な作品に仕上げました。
生花店では卒業式を控える島根県松江市内の約10の学校にツボ花を提供する予定だということです。このうち3月1日、100回目の卒業式を迎える松江西高校でも、会場となる体育館で大きなツボ花をいける作業が行われました。
平田生花店 宇津晴紀さん
「今回100回目の卒業式看板を見て初めて分かったんですけど、記念すべき卒業式にお花が生けられることはすごくうれしいです。華やかにそれを一番に考えてやってます」
平田生花店によりますと、3月中旬ごろまでは卒業式用そして、4月には入学式用の花の注文が入っているということです。
3月1日は、山陰両県で合わせて50か所以上の学校で卒業式が執り行われる予定となっています。