「保護者の方々にたくさん来ていただいて」 新型コロナ5類移行後“初めての卒業式” 多くの関係者に見守られ盛大に開催 鳥取県
2月28日、鳥取県米子市の米子北斗高校で開かれた卒業式。「新型コロナ」5類移行後、初めての式で、保護者や在校生などが見守る中、盛大に開かれました。
式はコロナ禍前と同じ規模で行われ、卒業生44人、1人1人に卒業証書が授与されました。そして、永見真校長が「コロナ禍を乗り越えた経験も生かし、今後も常に学び、挑戦し続けてください」と激励の言葉を送りました。
これに対して、卒業生代表の門脇陽香さんが答辞を述べました。
卒業生代表 門脇陽香さん
「新型コロナウイルス感染がまん延し、一緒に悩み、そんな中でも友達を大切にし、貴重な経験をたくさんしてきました。本当に感謝しています」
参加者全員で校歌を歌った後、卒業生は大きな拍手の中、長い間、苦楽を共にしてきた学び舎を後にしました。
卒業生
「うれしいです。保護者の方々にたくさん来ていただいて、喜んでもらえて本当にうれしいです」
「コロナ明けで初めてのちゃんとした形での再開ということで、感慨深いものがあります」
「(卒業式に)参加してくれた方々には、今までの感謝を伝えたいです」
保護者
「本来の卒業式の形で、本当に在校生も来ていただいて、ありがたいと思っています」
新型コロナウイルスの影響で制限や縮小されてきたこれまでの卒業式。ようやくコロナ禍前のように卒業生の門出を盛大に祝えるようになりました。
山陰両県でも、これから本格的な卒業シーズンを迎えます。