「いつでもどこでも起きる可能性がある」 闇バイトへの加担を防ぐ 学生に警察官などが注意を呼びかけ 「犯罪に加担したかもしれない」など全国で相談 保護措置は46件 鳥取県鳥取市
闇バイトを通じた犯罪への加担を防ごうと11月12日朝、警察などが学生たちに注意を呼びかけました。
JR鳥取駅前では、12日朝、鳥取県警や鳥取県職員など9人が通学や通勤中の10代から20代の若者に対し、闇バイトへの加担をしないようチラシを配り、注意を呼びかけました。
~学生への呼びかけ~
「闇バイトっていう言葉、最近聞かれたことあると思うんですけどね。中身を見ていただいてそういったところに応募しないように注意していただいて」
匿名性の高いアプリやSNSを通じて「ホワイト案件」などとうたい、実行役を募るなどする「闇バイト」。鳥取県警によると、10月18日から11月8日までに「犯罪に加担したかもしれない」などの相談があり、全国で保護措置が46件とられたということです。
鳥取県警 生活安全企画課 辻本幸司 室長
「『都会で起きているからこちらの方は関係ない』ということではなく、いつでもどこでも起きる可能性があるということを理解いただければと思います」
鳥取県警では、応募してしまった可能性がある場合でも保護の対象となるため、警察に相談してほしいと呼びかけています。