有明海で今シーズンのノリの摘み取り始まる 福岡県沖
福岡県沖の有明海で、今シーズンのノリの摘み取りが始まりました。
17日朝、福岡県みやま市沖およそ3キロの有明海では、先月下旬に種付けしたノリ網を巻き上げる作業が行われました。
今シーズン初めての摘み取りで、この時期は「秋芽ノリ」と呼ばれます。
ノリ生産者・杉野孝夫さん「今のところ栄養塩も多くて、このまま順調にいけば、多くの家庭に福岡・有明産のノリが届けられると思います。やわらかくて、おいしいノリだと思います」
「福岡有明のり」の生産は昨年度、海水温が高かった影響で、目標の6割程度にとどまりましたが、今シーズンは適度に雨が降ったことから、栄養塩は豊富な状態で、例年通り、13億枚の生産を目指すということです。
「福岡有明のり」の初入札は今月29日に行われます。