各地で本格的な夏を感じさせる暑さ ケーキ店では冷た~いジェラートで客を呼び込み 島根県松江市
本格的な夏を感じさせるような暑さとなった6月11日の山陰地方。
高井和代 記者
「11時過ぎの島根県松江市です。風はありますが、強い日差しが降り注いでいます。こうした中、観光客も帽子姿の人が目立ちます」
11日の山陰地方は、高気圧に覆われ、各地で晴れの天気となりました。最高気温は、松江市で29.6℃で7月中旬並み。そのほか、鳥取県鳥取市で31.6℃をはじめ、島根県津和野で31.3℃など、山陰両県11の地点で今年一番高い気温となりました。
松江城の観光客
「暑いです。でも、さわやかで気持ちいい暑さですけどね」
「暑いね。(赤ちゃんを抱いていて)密着してるので、体温が伝わってきます。今日もちゃんと(日焼け止めを)塗って出てきました。ちょっと日よけしないといけない」
こうした中、本格的なシーズンを迎えるのが冷たいジェラート。2022年にオープンした松江市のケーキ店「アトリエスミス」です。ショーケースには、約15種類のケーキをはじめ、焼き菓子も並ぶ中、新たに販売を始めたのがジェラートです。
インタアトリエスミス 藤岡美穂子 店長
「冷たいジェラートを食べたいっていうお客さまの声が多くて、それをきっかけに足を運んでいただけるようになれば、ケーキや焼き菓子も一緒にご購入いただいて楽しんでいただけるかな」
夏場、ケーキ店に多くのお客さんを呼び込もうと始めたジェラート販売。常時6種類のジェラートがあります。中でも、これからの季節にぴったりの大葉レモン。大葉の香りと、レモンの果汁が、涼しさを呼ぶ一品です。
アトリエスミス 藤岡美穂子 店長
「冷たいものを食べたいなっていう思いで、気軽に足を運んでもらえるようなお店になれたらいいなと思います」
梅雨直前の暑さを癒す、ひんやりジェラート。山陰地方は、6月12日も夏空が続く予報です。