鳥取県南部町にあるフラワーパーク・とっとり花回廊の入園者が8月19日、1000万人に達し記念セレモニーが行われました。1999年4月の開園以来、25年4か月での達成となりました。

1000万人目の来場者となったのは、広島県三原市の小学4年生・砂岡佐歩さん(10)です。砂岡さんは、夏休みの家族旅行で家族3人と一緒にとっとり花回廊を初めて訪れ、山口園長から1000万人目の認定証と観葉植物、とっとり花回廊のオリジナルグッズなどの記念品が贈られました。

1000万人目の来場者・砂岡佐歩さん
「すごくうれしいです。花がたくさん咲いていて、きれいなところだと思って来ました。楽しい夏休みになりそうです」

とっとり花回廊は、25年前の1999年4月に国内最大級のフラワーパークとして開園しました。しかし開園の翌年、鳥取県西部地震が発生し、思わぬ被害も受けました。さらに4年前には、コロナ禍の影響を受け1か月半にわたり休園を余儀なくされるという苦しい時期もありました。

そして、8月19日ついに入園者1000万人を達成。まさに大きな花を咲かせました。

とっとり花回廊　山口康介 園長
「1000万人は私どもの通過点だと思っています。これから1100万人、1200万人に向かってどんどんお客さまに来ていただくように、冬場はイルミネーショ ンも見どころとなるわけですが、皆さまの期待に応えるようこれからもしっかりとした園づくりをしていきたい」

とっとり花回廊では、入園者1000万人達成記念として8月21日から25日まで、園芸ショップで花の苗などを格安で販売するほか、小中学生を対象にフラワートレインを乗車無料にするなど、記念イベントも行います。