仏具の大博覧会で200点以上の仏壇が展示 近年の生活スタイルに合わせた仏壇やデザイン性の高い仏具も 島根県出雲市
仏壇や仏具を一堂に展示して販売する催しが島根県出雲市で開かれています。
この催しは、出雲地方では7月にお盆を迎える地域もあることから早めの準備をしてもらおうと、今年で創業130年を迎える出雲市の仏具店が、毎年この時期に開いています。会場には盆ぢょうちんのほか、職人の技術が光る金仏壇や伝統的な唐木仏壇など200点以上の仏壇が展示されています。近年はマンションや和室のない住宅も多く、小型で生活になじみやすい物の人気が高まっているといいます。
仏壇の原田 原田明成 社長
「一番大事なのは、ご先祖さまへの感謝の気持ちを表す場所であると。拝みやすい場所に置いてもらうのが一番だと思います」
またカラフルな“おりん”など、近年は手に取りやすいデザイン性の高い仏具も登場し、注目を集めていました。この催しは5月6日まで、島根県出雲市のサン・アビリティーズいずもで開かれています。