市民の声を反映 要望された日よけや休憩スペースなどを設置したその名も“ゲゲゲの広場”が完成 鳥取県境港市
妖怪の遊具も設けられた魅力的な広場です。鳥取県境港市がJR境港駅前の水木しげるロード沿いで整備を進めていた広場その名も、“ゲゲゲの広場”が完成しました。
広場で遊ぶ子ども
「すごく楽しいです」
“ゲゲゲの広場”と名付けられたこの広場は、JR境港駅前の水木しげるロード沿いに境港市が、市民や観光客が気軽に立ち寄れる場所として去年から整備し、このほど完成しました。
4月2日は、地元境港市や観光関係者らが参加したオープニングセレモニーが行われました。この広場は、広さ1100平方メートルで、境港市が8165万円をかけて人工芝を整備。そして2種類のベンチが、9基設置されています。
また、広場の一角には地元境港市が生んだ漫画家水木しげるさんの手がけた妖怪、一反木綿のうんていや目玉おやじのスプリング遊具も設けられ、さっそく地元の上道保育園の園児たちが歓声を上げ、元気良く遊んでいました。
地元の園児
「楽しいです」
「楽しい」
地元の人
「(広場ができて)良かったなと思います。子どもたちを連れて来て、お散歩とかして遊具に乗ったりしたいと思います」
境港市 伊達憲太郎 市長
「子どもの元気な声があふれるような水木しげるロードは、いいんじゃないですかね」
境港市はこの広場の整備にあたって、市民の意見交換会を3回開催し、要望された日よけや休憩スペースも設置。「ゲゲゲの広場」という名称も公募で集まった42件を対象に、再度投票も行い、最多の20票を獲得し採用したということです。
地元の子ども
「すごくいい名前です」
「(広場の名称は)いいと思います。素敵だと思います。境港を象徴しているかなと」
境港市 伊達憲太郎 市長
「(ゲゲゲの広場は)本当に水木さんらしい名前になったと思います。子どもたちが遊んでいる姿を見たら天国から喜んでおられると思います」
水木さんのふるさとへの熱い思いが込もった水木しげるロード。市民の声が反映された広場で、これからも幅広い多くの人たちに親しまれさらににぎわいそうです。