「歩いて楽しいにぎわいの拠点」になるように… 約1億5000万円をかけアーケードをリニューアル 8万5000個のLEDで花火など様々な演出が可能 鳥取県米子市
にぎわいの拠点、そして緊急時の避難場所としても活用します。鳥取県米子市の角盤町商店街にかかるアーケードが、リニューアルし、完成式典が開かれました。完成式典では、米子北高校吹奏楽部の演奏に合わせてLEDによる光の演出が披露されました。
このアーケードは、鳥取県米子市の中心市街地にある角盤町商店街振興組合が、「歩いて楽しいにぎわいの拠点」を作ろうと総事業費、約1億5000万円をかけて整備しました。
角盤町商店街振興組合 代表理事 森 紳二郎さん
「にぎわいができるところには、人とお店が集まってくると思ってます。我々は一同で頑張っていきたいと思っています」
110mあるアーケードには、8万5000個のLED照明が取り付けられていて、花火や電車などさまざまな演出を楽しむことができます。
完成式典を訪れた人
「明るいだけでも、やはり雰囲気も違いますし、見てて飽きないっていうのもあるので、これから歩くのが楽しくなっていくと思います」
照明のほかにソーラーパネルや蓄電池なども取り付けられていて、停電しても72時間点灯し続ける電源が確保されているということです。
完成式典では、米子市と商店街、JU米子髙島屋など6つの団体が緊急時に避難場所を提供する防災協定を結びました。
米子市 伊木隆司 市長
「災害が発生したときに安全に避難できる。そういう体制をとれることがとても大事なんですけど、電気が仮に途切れたときにも、ちゃんと供給ができるような体制もとっていると聞いておりますので、一層安心してこの地域を使っていただけると期待しております」
アーケードのLED照明は、毎日午後6時から深夜2時まで点灯する予定だということです。