幅広い商圏を意識 山陰両県を考慮したアイテムを2000点 お中元商戦が始まる 鳥取県米子市
鳥取県米子市ではJU米子髙島屋のお中元商戦が始まりました。
米子市のJU米子髙島屋では、6月6日からお中元の特設会場を設置。開店前に出陣式が行われました。
取り扱うお中元アイテムは2000点。売れ筋の価格帯は、平均4000円といいます。目玉商品は、そうめんやアイスクリームなどの“ひんやり”グルメ、また大山ハムや大山Gビールなど人気商品もそろっています。また、今年は和菓子などの松江の商品を去年より2倍多く取り扱っています。そして山陰両県のおいしいグルメも1.5倍増やし”山陰セレクション”として販売しています。
客
「米子で松江のもの買えてありがたいですね」
「いろいろ山陰のもが豊富だとうれしいです」
JU米子髙島屋は、島根県松江市の大型デパート閉店もふまえ、幅広い商圏も意識して、お中元商戦に臨んでいます。今シーズンは去年を40%上回る2億円の売り上げを目指しています。
JU米子髙島屋 岡久安広 営業本部長
「今までは鳥取県の物産商品を中心に展開してきましたが、島根県、特に松江、出雲の新しいお客さまを心を込めておもてなしをして、結果、2億円の売り上げを達成したいです」
5月末には米子市に大手ディスカウントショップもオープンするなど、中海圏域の商業地図が大きく変わる中、初めて迎えるお中元商戦。新たな人の流れや商戦の変化の行方も注目されそうです。