選挙戦が始まるまで2週間ほど。10月15日公示、27日投開票が予定される衆議院選挙に向け各地で準備が進んでいる中、島根県松江市でも、投票所の変更など選挙の準備に追われています。

10月といえば、秋のイベントシーズン真っただ中。松江市内では、公民館や小学校など95か所の投票所を設置する予定ですが、そのうちの6か所で文化祭と重なったため、会場を変更することになりました。

また松江市東出雲町の公民館では、27日ちょうど、前々から決まっていた文化祭の開催日。会議室を使って投票所を設ける予定でしたが、急きょ、近くの東出雲中学校に変更したのです。

松江市 東出雲支所　広瀬正之 課長
「この日はもうすでに公民館の文化祭が入っておりましたので、なかなか文化祭を中止してもらってまでということは、難しいという判断で投票所を変更したところでございます」

影響を受けるのは、投票所だけではありません。

高井和代 記者
「松江市の開票所は、これまでの施設が使えないということで、急きょこの体育館を使って開票作業を行います」

松江市では開票所に、くにびきメッセや松江市総合体育館を使う予定でしたが、10月27日には、どちらの会場もイベントで埋まっていたということです。このため、今回初めて開票所として「東出雲体育館」を使用することになりました。

突然の総選挙に向けた動きに各自治体は困惑しながらも準備を進めていました。衆議院選挙は10月15日公示、27日に投開票が行われる見通しです。