山陰地方7月1日の未明から2日にかけて警報級の大雨になる恐れ 鳥取県が情報連絡会議 特産のスイカや白ネギを中心に早めに対策を
鳥取県は6月30日、県庁で大雨に対する情報連絡会議を開きました。
会議には、鳥取県の平井知事や各部局、市町村、鳥取地方気象台の担当者などが参加し今後の雨の降り方について確認しました。
気象台によりますと、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、鳥取県では7月1日の未明から2日にかけて警報級の大雨になる恐れがあるということです。
6月30日の正午から7日1日の正午までの24時間に降る雨の量は、多いところで120ミリ。
7月1日の正午から2日の正午にかけては100ミリと予想されています。
また、向こう一週間は雨が続き土の中の水分量が増えることから、少しの雨でも土砂災害の危険が高まるということです。
気象台は、気象情報をこまめに確認し土砂災害・浸水害・河川の増水に注意するよう呼びかけています。
このほか会議では、平井知事が、6月22日の雨で警報が出ていなかった地域でも、局地的な雨により約8900万円の農林被害が出たことに言及。
特産のスイカや白ネギを中心に早めに対策を取ってほしいということです。