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【町田気象予報士解説】市街地でも積雪に注意 平野部でも大雪の恐れあり 交通障害に警戒を

2025年1月9日 19:38
【町田気象予報士解説】市街地でも積雪に注意 平野部でも大雪の恐れあり 交通障害に警戒を

1月9日の午後から断続的に雪が降り出し、各地に大雪注意報が発表されています。雲の様子を見てみましょう。

日本海で雪雲が発達、この雪雲の群れを”JPCZ”と呼びますが、北日本を中心にかかっています。ただ、次第に日本海を南下しています。

山陰では9日の日中雪が降ったりやんだりを繰り返していましたが、夕方以降、雪雲が分厚くなって、雪の降る時間が長くなってきました。雪の降り方に注意が必要です。

1月9日夜9時の予想天気図です。平野部で大雪を降らせる目安の-12℃の寒気に覆われる予想です。北西風が強まって、断続的に発達した雪雲が流れ込むでしょう。1月9日夜から市街地でも氷点下となって雪が積もるでしょう。特に山沿いで積雪量が一気に増加しそうです。平野部でも大雪の恐れがあり、交通障害に注意が必要です。

次に、この先の雨と雪の予想です。1月10日午前中にかけて雪のピークでしょう。ただ、午後も雪が続くところもありそうで、特に島根県東部や鳥取県を中心に雪雲が残りそうです。1月10日午後6時に予想される24時間に降る雪の量は多いところで山沿い60センチ、平野部で30センチです。

さらに、1月11日午後6時に予想される降る雪の量は山沿いで40センチ、平野部で20センチです。積雪の急増により交通障害や立ち往生のリスクが高まります。不要不急の外出は控えましょう。 ※1月9日午後6時現在

最終更新日:2025年1月9日 19:38
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