「甘さがすごい、最高です」 粉ミルクとブドウ糖を散布する「ミルク栽培」 特産品”プリンスメロン”の査定会 鳥取県倉吉市
鳥取県倉吉市の特産品「プリンスメロン」。果肉が厚く、独特の甘い香りが特徴です。倉吉市内では5月16日にプリンスメロンの査定会が開かれ、関係者が今年の出来栄えを確認しました。
査定会では、プリンスメロンの糖度が測定され、平均糖度は16.9度で例年通りのおいしいできとなりました。査定会の後は、出席者がメロンを試食しました。
出席者
「甘さがすごいですね、この果肉と。最高です」
今年は、3月の日照時間が短く、気温も低かったため生育が一週間ほど遅れました。ただ、4月に気温が上昇し、大玉傾向になったといいます。
JA鳥取中央倉吉メロン生産部 佐々木敬敏 部長
「待ってもらってる方が非常に多いので、今年も『倉吉のプリンスおいしいな』と言ってもらえるのが一番。それしか望みがないです」
プリンスメロンは、倉吉市内の16戸の農家が栽培。粉ミルクとブドウ糖を散布する「ミルク栽培」と呼ばれる方法で作られています。
今後、関西や山陽などに出荷され、鳥取県内のスーパーでも販売。今年は、1820万円の販売を見込んでいます。