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「良い香りが気持ち良い」 リンゴの入った温泉が期間限定で登場 きっかけは傷んだリンゴの再利用 島根県飯南町

2024年10月4日 17:45
「良い香りが気持ち良い」 リンゴの入った温泉が期間限定で登場 きっかけは傷んだリンゴの再利用 島根県飯南町

秋も深まり、ようやく肌寒さを感じる日が増えてきました。島根県飯南町では、地域の特産品を使ったこの時期にぴったりな取り組みが始まっています。

島根県飯南町の山間にある小さな温泉施設。あったかい湯船に浮かんでいるのは、たくさんのリンゴです。

頓原ラムネ銀泉 森本哲也 さん
「リンゴの甘い香りがまず楽しいのと、何といっても見栄えがあって、この町にリンゴがあるということを島根の方もあまりご存じない方もいらっしゃいますので、そちらも一緒に楽しんでもらえたらと思います」

飯南町の温泉施設、「ラムネ銀泉」で10月4日から期間限定で始まった“りんご温泉”。地元の特産品であるリンゴの収穫時期に合わせ、毎年行われています。

7年前、台風などで傷んだリンゴを町内の農園から譲ってもらい、地域のPRも兼ねて再利用したことがきっかけでしたが、人気が広がり、今回で8回目を迎えました。品種は年によってさまざまで、今年は「涼香の季節」などが用いられています。10月4日は、町の職員が招待され、特別にりんご温泉を楽しみました。

温泉に入った人
「最高です!リンゴを食べたことはあるんですけど、こんな風に温泉でつかってというのは初めてなので、すごく良い香りがとても気持ち良いです」

日本有数の炭酸泉で入ると血行がよくなり、低温でも体が温まるとされる飯南町の温泉。10月はリンゴの香りやSNS映えしそうな見た目も楽しむことができそうです。

最終更新日:2024年10月4日 18:43
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