「甘いメロンで暑い夏を乗り越えて」 火山灰の“黒ボク”と呼ばれる土を使った「大山メロン」の目合わせ会 鳥取県大山町
今年もみずみずしくジューシーに仕上がりました。大山周辺で火山灰の「黒ボク」と呼ばれる土などを生かして栽培された夏の特産品「大山メロン」です。
6月19日、鳥取県大山町では「大山メロン」の出荷に合わせた目合わせ会が開かれました。JA職員や生産者などが参加し、大山メロンの1つ、タカミメロンの形や品質などを確認していました。タカミメロンは、美しい網目で高級感があり、甘みが強く、口当たりが良いため人気があり、大山町など17戸の農家で109アールにわたって栽培されています。今年は、例年に比べてやや小ぶりながら、天候に恵まれ、糖度も十分で順調に生育したということです。
19日は、生産者などがさっそく試食をして今年の出来を確かめていました。
生産者は
「おいしいです。たくさん食べていただきたい」
「おいしいですよ。一個、一個生産者が一生懸命つくったものなので、おいしく食べていただきたい」
JA鳥取西部 稲葉貴司さん
「大山山麓の黒ボクを元にした、ほかには見ない土壌でありますの で、そちらの方で作られた糖度の高いおいしいメロンが栽培されています。しっかりと甘いメロンで身体に栄養を蓄えて、暑い夏をしっかりと乗り越えていただきたいと思います」
JA鳥取西部では今シーズン、タカミメロンをはじめとする大山メロン38トン余りを地元や京都、大阪などに出荷し、2100万円の売り上げを目指すということです。