6月18日から全国で一斉販売となりました。島根県松江市のコンビニエンスストアで働くスッタフが考案した島根県ならではの新商品が登場です。

松江市にあるコンビニエンスストア。入り口を入ってすぐの場所には、目立つポップと大量に陳列されたパンが。18日から全国のファミリーマートで販売が開始された新商品です。

あんこと和菓子の材料の一つ「求肥（ぎゅうひ）」、そしてホイップクリームをクロワッサンで挟んだ、その名も「あんクロワッサン・クリームぜんざい風味」。この商品を大々的に売り出しているのにはある理由がー。

ファミリーマート楽山店　安達健一郎 店長
「地域性を考え、ぜんざいの感じのものをパンに包むというか、おいしいものとおいしいものを足すだけなのでおいしいかなと」

商品を考案したのは、ファミリーマート楽山店のスタッフたち。ファミリーマートでは、3年前から全国で働くスタッフのモチベーション向上のため、実際に販売する商品のアイディアを募集。各エリアで代表となった商品の試験販売を行い、その中で最も売り上げが高かった商品が全国展開されるという企画です。

今回は「アンパン」をテーマに2000を超える商品が提案され、その中で見事1位に輝いた楽山店の商品が、18日から一斉に全国の店舗に並びました。

客
「あんクロワッサン全国一位、金賞受賞なので食べてみたいパンでしたね」

ファミリーマート楽山店　安達健一郎 店長
「素人が考えたものなので、そのまま作ってもらうには難しいところがいっぱいあって、3、4回試食させてもらって何回でも食べてもらえるという所はこだわって作ったので」

既存の商品を組み合わせたり、試食を繰り返したりして完成したあんクロワッサン。塩味のある粒あんを選ぶことで、後味さっぱりで飽きがこない商品に仕上げました。

ファミリーマート楽山店　安達健一郎 店長
「同じTシャツ来てお声がけするなど、一つのことに向かって頑張れたのは非常にいい経験だったかなと思いますね」

ファミリーマート 松江営業所　小松原慎さん
「めちゃくちゃ熱意を感じまして、店舗とスタッフさん一丸となった取り組みだったなと思っております。楽山店の強みがすごく出たんじゃないかと思います」

ファミリーマート楽山店では販売開始の18日、すでに100個を販売したということで、今後の売り上げにも期待したいと話していました。