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新紙幣発行 世界初の傾けると回転する3Dホログラムなどを取り入れた偽造防止に力を入れたデザイン 新紙幣を手に入れようと多くの人が銀行を訪れる 島根県松江市

2024年7月3日 18:22
新紙幣発行 世界初の傾けると回転する3Dホログラムなどを取り入れた偽造防止に力を入れたデザイン 新紙幣を手に入れようと多くの人が銀行を訪れる 島根県松江市

毎日使われている「お札」が2004年以来、20年ぶりのリニューアルです。

7月3日から発行がはじまった新紙幣。日本銀行松江支店には、発行されたばかりの1万円札や千円札などの新紙幣。1億円の束などが手際よく輸送車に積み込まれ、約169億円の新紙幣が山陰の各金融機関に送り出されていきました。

日本銀行松江支店 大関雄資 支店長
「独自性と先進性を備えた最新の偽造防止技術を搭載すると共に、どなたにもより分かりやすいものとすることを目指して(改刷を)行いました。今日の午後あるいは、明日以降に皆さんの手にもわたると思いますので、新しい銀行券をぜひご覧いただきたいと思います」

旧紙幣との大きな違いは最新の「偽造防止技術」。肖像のすかしの背景にさらに高精細なすかしが追加されています。そして、傾けると回転する3Dホログラムは世界で初めて取り入れられました。これまで以上に“偽造防止”に力を入れたデザインとなっています。

そんな中、松江市にある島根銀行本店ではさっそく新紙幣への両替を開始。いち早く新紙幣を手に入れようと正午から多くの人が窓口を訪れていました。

両替した人
「(一万円札が)福沢諭吉さんじゃないのがちょっと不思議ですね、なじまない感じ。友人とかにも見せたいです」

「テレビで見てたんですけど、これ(ホログラム)が角度によってずっと目が合うところがすごい。これ(新紙幣)とっときたいなと思って。一発目のやつなんで、これはもう手元にとっとこう」

徐々に手にすることの増える新紙幣。山陰地方の各銀行では対応が異なり、山陰合同銀行では7月4日から、鳥取銀行・島根銀行では7月3日から一部店舗で両替することができるということです。

    日本海テレビのニュース