「県民が安全に暮らせるよう努力します」 松江地方検察庁の新検事正が着任会見 島根県
松江地方検察庁に新たに着任した山中一弘検事正が5月17日、会見を開き、「県民が安全に暮らせるよう努力します」と抱負を述べました。
山中一弘 検事正
「島根県を含む山陰地方での生活をとても楽しみに着任いたしました。どうぞよろしくお願い申し上げます」
松江地検に5月10日付で異動した山中一弘検事正は、明治大学法学部卒業の56歳です。これまで東京地検検事や名古屋地検次席検事などを歴任し、アパートから9人の遺体が見つかった「座間9人殺害事件」や恋愛詐欺マニュアルを販売した「頂き女子りりちゃん」の事件などにも関わりました。
山中一弘 検事正
「警察をはじめとした関係機関と緊密に連携し、県民のみなさまが安心安全に暮らせるよう努力しますのでどうぞよろしくお願いいたします」
特に詐欺など近年事件が広域化していることから、検察だけでなく警察などと協力して組織で力を発揮していきたいと述べました。また学校などを訪問し、法律への教育も広めたいと話しました。