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板柳町のりんご園 栽培方法で被害に違い 猛暑や雨不足の影響

2024年7月19日 14:41

板柳町で猛暑や雨不足の影響を受けているりんごの生産現場の視察が行われ、栽培方法での違いが確認されました。

視察を行った板柳町の葛西町長は、はじめにわい化栽培を行っている會津隆行さんの園地を訪れました。こちらでは主力の「ふじ」がいつもの年の3割ほどしか花が開かず、着果した数も大きく落ち込みました。去年の猛暑やことしの開花時期に雨が少なかったことなどが原因として考えられ、根の張り方が浅いわい化栽培がとくに干ばつの影響を受けたとみられています。

通常の栽培方法の松山孝洋さんの園地では開花は例年通りでしたがマメコバチの活動が少なく、木の高いところを中心に受粉できず実を結ばない「カラマツ」が多かったということです。

★板柳町 葛西健人町長
「収入保険の助成とかそういうことをやって笑顔で安心して作れる状況にしていきたい」

町ではほかにもマメコバチを飼育するアシガヤを確保するなどの支援を検討しています。

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