去年弘前市の廃校から電気ケーブルなどが盗まれた事件の裁判で共犯の男に懲役1年2か月の実刑判決が言い渡されました。

判決を受けたのは住所不定・無職の雪田藤斗被告28歳です。
判決によりますと雪田被告は藤本雄大被告と共謀し去年9月から10月までの間に弘前市の旧百沢小学校に侵入。
電気ケーブルや水栓など77点33万円相当を盗んだ上、去年11月には単独で青森市浪岡の車庫や物置小屋に侵入しエンジン発電機など3点3万6,000円相当を盗んだ建造物侵入と窃盗の罪に問われています。
青森地方裁判所弘前支部で開かれた判決公判で亀井佑樹裁判官は「去年2月に同様の侵入盗により懲役2年 執行猶予3年の有罪判決を受けたばかりで厳しい非難が向けられるべき」として、求刑2年に対し懲役1年2か月の実刑判決を言い渡しました。
弁護人は控訴するかどうか被告と話し合って決めたいとしています。