農産加工に取り組む三戸町の女性たちが郷土料理の調理法を1冊の本にまとめ、町に寄贈しました。

三戸町の沼沢修二町長に本を手渡したのはさんのへ農産加工友の会の工藤哲子会長たちです。
工藤会長たちは去年から地元に伝わる60種類の郷土料理の調理法を実際につくって写真に収め、1冊の本にしました。
「つつけ」や「ひっつみ」「きんかもち」など昔から農家の女性たちが手がけた郷土料理は、年々農家同士が集まって食事をする機会が減りつくられなくなってきました。
このため今回調理法を本にまとめ郷土の味を誰もがつくれるようにしました。

★さんのへ農産加工友の会　工藤哲子会長
「昔おばあちゃんたちがこうして作ったなという話をしながら」
「とにかく三戸のものを覚えてもらいたいという思いで作りました」

本は町の図書館や小中学校道の駅さんのへなどに置かれ、食育活動などに役立てられます。