今月4日、三沢市で２５歳のアメリカ軍の兵士が酒を飲んだ状態で乗用車を運転したとして、酒気帯び運転の疑いで逮捕されたことを受け、青森県はアメリカ軍三沢基地司令官と東北防衛局長に対して口頭で申し入れを行いました。

申し入れ内容は以下の通りです。


令和6年10月5日午前0時42分、三沢基地所属の米軍人が三沢市内で、酒気を帯びた状態で自動車を運転し現行犯逮捕されるという事件が発生しました。
県では、これまでも機会あるごとに、米軍人等による事件・事故等の発生防止に万全の措置を講ずるよう申し入れてきたところですが、このたびの事件の発生は住民に不安を与えるとともに、米軍の規律保持に対する信頼を著しく損なうものであり、誠に遺憾です。
つきましては、このような事件が再び発生することのないよう、軍人等の教育及び綱紀粛正の徹底等万全の措置を講ずるよう強く要請します。



警察によりますと、兵士は4日の午後11時50分ごろ、三沢市下久保２丁目の市道で、酒を飲んだ状態で自家用車を運転した酒気帯び運転の疑いがもたれています。
当時車には同乗者が1人いたということですが、調べに対し兵士は容疑を否認しています。