皇室に献上するりんごの選果と箱詰め作業が黒石市で行われました。

作業は黒石市のりんご研究所で行われました。
昔ながらのかすり模様の作業着を着た女性職員5人が、ガーゼを使ってりんごを丁寧に磨き上げました。
献上するのは「ふじ」と「王林」の詰め合わせ28個入り7箱で、所内の園地で生産されたおよそ10万個の中から色や形の良いものを選びました。
献上りんごは県内の生産地を代表してりんご研究所が1928年から贈っており今年で80回目です。

★りんご研究所　磯辺慶所長
「ことしは春先から授粉環境があまり芳しくなかったことや秋が高温だったことから、どのようなりんごが出来るのかと思っていましたけど、今年も甘くておいしいりんごが出来上がったということで味わっていただければと思っています」

箱詰めしたりんごは今月10日に天皇皇后両陛下をはじめとした皇室にお届けします。