SNSで知り合った女性に投資を勧められ…約541万円だまし取られる
青森県内に居住する30歳代の男性が、SNSで知り合った女性から暗号資産投資を勧められ、およそ541万円をだまし取られる被害がありました。
警察によりますと男性は今年10月4日、利用しているXを通じて知り合った、「ジニー」と名乗る女性(LINEアカウント「LuckyStar」)とLINEでやり取りするようになりました。
するとジニーから、暗号資産「LTC」の投資で儲かっているという内容のメッセージとともに投資で利益が出たチャート画像が送信されてくるようになり
・暗易資産の投資は簡単
・短期間で何倍にもできる
などと暗号資産投資を勧められました。
男性はジニーから、暗号資産投資に必要なアプリであると説明を受け、「プロビットワン」をダウンロードしました。
その後男性は、ジニーの指示に従い10月16日から26日までの間、8回にわたり運用資金として暗号資産取引業者で購入した暗号資産合計486.89432768LTC(日本円換算541万円相当)を指定されたアドレス宛へ送信しました。
その後アプリ上で利益が出ていたため、男性が出金手続をしたところ、ジニーから保有資産の2割の納税を要求され、不審に思い家族へ相談したところ、詐欺を指摘され、被害に気付いたということです。
警察はSNSを通じて恋愛感情を抱かせたうえ、投資で儲かるなどとかたり、運用資金の名目で暗号資産をだまし取る詐欺事件が発生していると、注意を呼びかけています。