使用済み核燃料の搬出期限遵守「確認できたというのは大きかった」 石破内閣で初の核燃料サイクル協議会
宮下知事は核燃料サイクル協議会に出席しむつ中間貯蔵施設に搬入された使用済み核燃料の搬出期限を遵守するよう国が強く指導していくことを確認しました。
石破内閣となって初めての核燃料サイクル協議会は林官房長官や武藤経済産業大臣など関係閣僚と宮下知事が出席し非公開で意見を交わしました。
★林芳正 官房長官
「安全性確保を大前提に原子力発電の利活用核燃料サイクルの推進を図り日本経済をエネルギー重要であります。着実な核燃料サイクルの推進に向け実りある協議を行いたいと思います」
宮下知事は先月6日に操業したむつ中間貯蔵施設に搬入された使用済み核燃料の搬出期限の遵守など6項目について確認と要請を行いました。
搬出期限については国が事業者に対し強く指導していくと答えました。
★宮下知事
「(特定放射性廃棄物の搬出が残り20年)このことについては搬出期限を事業者もしっかりと認識した上で搬遵守するとしていることが確認できたというのは大きかった」
27回完成目標が延期されている六ヶ所再処理工場について国は重く受け止め、進ちょく管理の徹底や必要な人材確保を強く指導し、核燃料サイクルの確立に向け総力を挙げて取り組むと答えていました。