シリーズでお伝えしている「一日イチ防災」。
今日のテーマは避難所での防寒対策です。

まず準備しておきたいのは上着のほかにマフラーやニット帽、厚手の靴下などの防寒具。
これをすぐに持ち出せるようにしてください。
そして役に立つのが「使い捨てカイロ」。
少し多めに準備しておきましょう。
カイロは首の後ろの付け根や、腰へその下に、太ももや足首の裏に張ると効果的です。
また、ダンボールや新聞紙、ガムテープビニール袋など身の回りにある物も効果的です。
ダンボールは床に敷くことで足もとから体温が奪われるのを防げますし、新聞紙を上着につめることで防寒効果を高められます。
ガムテープは隙間風を防ぐのにも役立ちます。
そして、用意して欲しいのが、ホームセンターなどで販売されている、こちらの、アルミシートです。
アルミは熱を反射するため、身につけることで保温効果を発揮します。
手のひらサイズでとってもコンパクトですが、広げると、縦130センチ、横210センチとこのように大人でも体に巻き付けて使うことができます。
今年1月の能登半島地震では、避難所で低体温症になったケースもありました。
冬場の寒さ対策を普段から意識しましょう。