「1つの作品が完成するまでに数か月」86歳が制作した切り絵の作品展 青森市
カッターだけでち密に切り抜かれた切り絵の愛好家 菊地敏夫さんの個展が青森市で開かれています。
青森市の森林博物館で開かれているのは「東海道五拾三次切り絵展」です。会場には青森市の菊地敏夫さん86歳が制作した切り絵の作品55点が展示されています。
切り絵は写真や絵を元に描いた下絵を黒い台紙に重ね白い余白部分をカッターで切り取ります。残された黒い縁の部分はすべて繋がっており1つの作品が完成するまでに数か月かかります。
こちらは東海道の出発点「日本橋」です。大名行列と道をさける魚屋たちをち密な切り絵で表現しました。
★菊地敏夫さん
「人物が入っていますので人の動きと背景がですねマッチするかどうかがいちばんの見どころだと思うんですねその辺がいちばん苦労もしたし自分なりの作品づくりができたことが喜びだと思います」
菊地さんの個展は今月26日まで青森市の森林博物館で開かれています。