逮捕の代表ら以外も…「つばさの党」スタッフが選挙活動妨害の疑い 衆院東京15区補選
衆議院東京15区補欠選挙を巡る選挙妨害事件で、逮捕された「つばさの党」の代表ら以外にも、団体のスタッフがほかの候補者の選挙活動を妨害していた疑いがあることがわかりました。
政治団体「つばさの党」の黒川敦彦容疑者や根本良輔容疑者ら3人は、先月、衆議院東京15区の補欠選挙の対立候補の街頭演説を拡声器で怒号をあびせるなどして、妨害した疑いで19日朝、送検されました。
捜査関係者によりますと、これまでの調べで「つばさの党」による演説の妨害は5回以上、対立陣営の車を追いかける交通妨害は10回以上、確認されたということです。
「つばさの党」のスタッフらは、根本容疑者の自宅に10人前後で、集団で生活していて、妨害行為は黒川容疑者らを中心にスタッフや支援者も加わり、運転役や撮影役など役割分担して組織的に行われたとみられることもわかりました。
警視庁は、妨害行為に関与したスタッフらの一部は、公職選挙法違反にあたる可能性があるとみて、詳しく調べています。