×

犬36匹虐待の疑い 元ブリーダー逮捕 多頭飼育崩壊か 青森市

2024年7月17日 17:54
犬36匹虐待の疑い 元ブリーダー逮捕 多頭飼育崩壊か 青森市

劣悪な環境で犬39匹を飼育し虐待した疑いで青森市の55歳の女が逮捕されました。警察は多頭飼育崩壊の可能性があるとみて調べています。

捜査員とともに警察署に入っていく女。元ブリーダーで青森市西大野4丁目の無職山本真由美容疑者55歳です。きょう動物愛護法違反の疑いで逮捕されました。警察によりますと山本容疑者はことし6月5日青森市の自宅で犬39匹を排せつ物が積もった劣悪な環境で飼育し虐待した疑いが持たれています。保健所からの情報提供を受け警察が6月に行った家宅捜索の際には、トイプードルやポメラニアンなど7種類39匹の犬が劣悪な環境で飼育されていたということです。衰弱している犬もおりその後県の施設に保護されたということです。

★青森放送 木下玲斗 記者
「近くに住む人によりますと犬の鳴き声は聞こえていたということですが散歩をしている様子などはみられなかったということです」

★近所の人
「深夜3時くらいかな 喧嘩しているような声と共に犬の鳴き声という感じ 何が原因でそうなったのか分からないですがそもそも(動物を飼う)資格がないというか犬が好きでそういう事(ブリーダー)をしていたんじゃないのという話になってくる」

山本容疑者は調べに対し「劣悪な環境で飼育したことに間違いありません」と容疑を認めているということです。
動物愛護法の虐待による逮捕は県内初で、警察は多頭飼育崩壊の可能性があるとみて詳しいいきさつを調べています。

    青森放送のニュース