きょう午前東北町で医療機関の送迎車が電柱に衝突し乗っていた高齢者9人が病院に運ばれ、このうち4人が大けがをしました。見通しのよい道路でなぜ事故が起きたのでしょうか。

★青森放送 木下玲斗
「事故は見通しのよい直線道路で起きました　こちらの電柱の根元にはぶつかった車の破片とみられるものが散乱しているのが分かります」

きょう午前9時すぎ東北町膳前の町道で中型の乗用車が単独で道路左側の電柱に衝突しました。警察によりますと車は東北町の医療機関の送迎車で乗っていた高齢者9人全員が病院に運ばれました。このうち74歳から86歳までの男女4人が胸の骨を折るなどの大けがをしたということです。運転手にけがはありませんでした。

★近所の人
「年寄りが普段（乗る）病院の送迎のバスだから80歳すぎたお年寄りばかりが乗っている状態」
「不安というか怖いというかここの通りはそんなに自動車も通らないし80年生きていて事故が起きたのはない　私も高齢者だから気をつけなければならないなと」

病院の聞き取りに対し運転手は「次のルートを考えていて前を良く見ていなかった」と話しています。現場は中央線のない見通しが良い直線道路で警察が詳しい事故原因などを調べています。