八戸自動車道で脱輪したタイヤが衝突し男性が死亡した事故で、警察は今日トラックの運転手と整備担当者2人に過失があったことが事故につながったとして書類送検しました。

この事故は、去年12月八戸自動車道で青森市の運送会社「盛運輸」の大型トラックからタイヤが外れ、道路で作業していた男性に衝突し1人が亡くなり、1人が軽いけがをしました。警察は今日、適切な点検整備を怠ったなどしたことが事故につながったとして、60歳代の男性運転手を過失運転致死傷の疑いで、整備管理者と整備士の男性2人を業務上過失致死傷の疑いで書類送検しました。

事故当時、盛運輸は取材に対して、事故の2週間前に冬タイヤに交換し、運転手は義務づけられていた運行前点検を目視だけで行うなど怠っていた可能性があると説明していました。