去年12月八戸自動車道で青森市の運送会社「盛運輸」の大型トラックからタイヤが外れ、道路で作業していた男性に衝突し、1人が亡くなり1人が軽いけがをした事故で、警察は適切な点検整備を怠ったなどしたことが事故につながったとして、60歳代のトラックの運転手を過失運転致死傷の疑い、整備の担当者2人を業務上過失致死傷の疑いで青森地方検察庁八戸支部に書類送検しました。

過失運転致死傷の疑いで書類送検されたのは、岩手県盛岡市中屋敷町の61歳の男性会社員です。
業務上過失致死傷の疑いで書類送検されたのは、岩手県盛岡市西青山2丁目の53歳の男性会社員と岩手県盛岡市門2丁目の42歳の男性会社員です。

事故当時、盛運輸は取材に対して事故の2週間前に冬タイヤに交換し、運転手は義務づけられていた運行前点検を目視だけで行うなど怠っていた可能性があると説明していました。